海外旅行へ出発する前に必要な準備の1つが「スマホのデータ通信設定」です。
設定を最適化せずにそのまま海外へ行ってしまうと、後日、高額な料金を請求されてしまいます!
この記事では、海外へ行く前に設定すべき項目と設定方法について解説しています。
今まさに空港にいて出発するという方も、再度設定を確認してみてくださいね!
こんな方におすすめの記事!
・海外旅行初心者または久しぶりに海外旅行へ行く方
・海外旅行へ行く前にスマホのデータ通信設定を最適化したい方
・出国する前に設定を最終確認したい方
設定する項目
国際ローミングOFF
契約している通信事業者以外の電波を拾うことを「ローミング」といい、特に国をまたいだローミングのことを「国際ローミング」といいます。
海外の電波を借りることになるので、日本で契約しているプランとは異なる料金設定となり、数十万円といった高額な料金が発生することがあります。
海外用の定額パケットプランを利用する方以外は必ず設定しましょう!
アプリの自動ダウンロードOFF
海外にいる間は現地SIMカードやレンタルWi-Fiを利用する方も多いかと思います。
どちらを利用した場合でも通信量の制限があるため、基本的にはアプリの自動ダウンロードはOFFにしておきましょう。
現地でアプリの更新が必要な場合は、ホテルのWi-Fiなどを利用しよう!
モバイルデータ通信OFF
もし国際ローミングOFFの設定を忘れていても、モバイル通信がOFFであれば電波を拾うことはないので、万が一のために飛行機離陸前に設定しておきましょう。
機内モードに設定するとモバイルデータ通信も自動でOFFになりますが、その場合は機内モードを解除した際にモバイルデータ通信もONになるので、モバイルデータ通信をOFFにした状態で機内モードにするのがおすすめです!
また、モバイルデータ通信OFFの状態でもWi-Fiは利用可能なので、現地SIMカードを利用しない方は帰国するまでOFFにしておいても問題ありません。
SIMカードを利用する方は、現地到着後にモバイルデータ通信をONにする必要がありますが、必ずSIMカードを入れ替えた後にONにしましょう。
機内モードON
飛行機離陸前に、機内モードに設定しましょう。
機内モードにすると、以下のような状態になります。
- モバイルデータ通信利用不可
- 緊急連絡以外の通話不可
機種によってはWi-FiやBluetoothも自動でOFFになりますが、再度ONにすることで機内モードのまま利用可能です。
そのため、現地SIMカードを利用しない方は帰国するまでOFFにしておいても特に問題ないかと思います。
また、機内モードを解除する際は、改めて「国際ローミングOFF」を確認しておくと安心です。
「国際ローミングOFF」「モバイルデータ通信OFF」のどちらの設定もせずに現地で機内モードを解除した場合、現地の電波を拾ってしまうので注意!
自分の状況に合わせて必要な設定をしましょう!
設定方法
実際のiPhoneの設定方法について紹介していきます!
Androidの場合は設定画面が違うけど、設定する項目自体はほぼ同じだと思うから参考にしてね!
国際ローミング
「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「ローミング中」で以下の画面が表示されます。
「音声通話ローミング」と「データローミング」を個別に設定できますが、両方ともOFFに設定しましょう。
「音声通話ローミング」をOFFにすると、「データローミング」も自動でOFFになります。
ローミングをOFFにするとこのような画面になります。
海外での音声通話は、相手から発信した通話でも受けた側に料金が発生するので、基本的には「音声通話ローミング」もOFFにしておきましょう。
アプリの自動ダウンロード
「設定」→「App Store」で以下の画面が表示されます。
「Appダウンロード」と「Appのアップデート」を個別に設定できますが、両方ともOFFに設定しましょう。
モバイルデータ通信
「設定」→「モバイル通信」の画面で、「モバイルデータ通信」のON/OFFの切り替えが可能です。
機内モード
「設定」またはコントロールセンターの画面で、「機内モード」のON/OFFの切り替えが可能です。
コントロールセンターから設定するときは飛行機マークをタップしてください。
まとめ
海外でそのままスマホを使用すると、高額請求が発生する可能性があります。
ほとんどの方は「国際ローミングOFF」の設定は必須かと思いますので、この記事を参考に設定してください!
また、海外レンタルWi-FiとSIMカードで迷っている方は、以下の記事でメリット・デメリットを比較しているので、あわせて確認してみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!